製造業向けAI外観検査ソフトウェア gLupe®

事例紹介:“人の目”からの脱却、安定した品質保証体制を実現した株式会社小田原製作所様の事例




導入のポイント

  • 人的要因による見落としをAIで解消
  • 検査精度の向上と作業効率の改善を期待
  • 将来的には全自動検査への移行も視野に
検査対象農業機器用金属部品(加工方法:切削加工)
検査項目
検査タイプオフライン検査(人手で製品を検査装置にセット)

導入の背景

株式会社小田原製作所は、精密部品の製造・加工を専門とする金属挽物業の会社です。

従来は作業者が朝から夕方まで、虫眼鏡を用いた目視検査を行っていました。しかし、人の目と脳による判断は疲労や集中力の低下に左右されやすく、複数人で対応しても見落としが発生するリスクがありました。

この課題を解決し、検査品質の安定化を実現するため、外観検査システムの導入を決定しました。まずは卓上型の検証機を導入し、作業者がワークを設置して撮影を行う運用からスタートしました。カメラで撮影した画像をAIが解析することで、人の判断に依存した検査からの脱却を進めています。

検査対象物 検査の様子 検査の様子2

導入後に期待すること

導入から日が浅いため定量的な効果検証はこれからですが、現場からは次のような声が挙がることを期待しています。

  • 「夕方になると疲れて見落としがちだったが、AIがサポートすることで安心感がある」
  • 「検査作業の負担が軽くなり、業務に余裕が生まれた」

今後、検査精度の向上や作業効率の改善が期待されており、安定した品質の製品をお届けできる体制が整いつつあります。取引先企業にとっては信頼性の高い製品供給につながり、結果としてエンドユーザーにも安心してご利用いただける製品を届けられる基盤づくりに力を入れています。

今後の展望

現在は卓上型の検証機による半自動運用ですが、今後の評価を踏まえ、全自動検査システムへの移行も視野に入れています。株式会社小田原製作所は「誤検出のない製品検査」を目指し、AI活用に積極的に取り組むことで、取引先やエンドユーザーにとっても安心して選ばれる品質保証体制のさらなる強化を進めてまいります。

株式会社小田原製作所について

名称株式会社小田原製作所
本社所在地〒581-0818
大阪府八尾市美園町4-125
事業内容金属挽物業・切削・加工販売
URLhttps://www.odahara.co.jp/

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